カテゴリ:メニューよもやま話( 14 )

 

2枚目のPIZZA

マッセンツィオのPIZZAに続き、

忘れられないPIZZAがあります。


やはり76年のローマで、当時アリタリア航空の

ローマ駐在員だったA氏といっしょに食べたPIZZAマルゲリータです。


テルミニ駅の近く(だったと思います)、

街中の普通のトラットリーアでした。

質素な店内に、PIZZAを焼く窯があり、

白いテーブルクロスと

カメリエーレの白いジャッカが印象的でした。


PIZZAが焼き上がるのを待つ間、

ワゴンで運ばれてきた前菜の中から、

オリーヴの実や、アンチョビ、野菜のマリネ等を選んで、

お皿にサーヴィスしてもらい、

ローマのワイン(多分、カステル・ロマーノ)で乾杯しました。

きっと、A氏おすすめの店だったろうと思います。


PIZZAを食べて、ワインを飲んで、

A氏の愛車の“FIAT 850 COUPE”で

ホテルへ送ってもらいました。

あの、ローマでの秋の静かなひととき。

とっても、なつかしいです。



帰国後、A氏となかなかお会いする機会が無く、

年月が過ぎてしまいました。

10年程前、1度だけ電話でお話する事が出来ました。

「ローマで会いたいですね!!」と再開の約束をしたのですが、

昨年、勤務先のK航空会社の方から、A氏が2年程前に、

亡くなった事を聞きました。


A氏には本当にお世話になりました。

右も左もわからないミロ夫婦に、ほとんど毎日、

つきっきりで料理の修行先まで、探してくれました。

彼の助力なしでは、ローマでの修業はかなわなかったでしょう。



イタリアでの2枚目のPIZZAは、大切な人につながる

思い出のPIZZAとなりました。


イタリア料理ミロ清里
〒407-0301
山梨県北杜市高根町清里3545-1
☎0551-48-3737






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「メニューよもやま話」から
スパゲッティ・アマトゥリチャーナのお話その1
スパゲッティ・アマトゥリチャーナのお話その2
スパゲッティ・アマトゥリチャーナのお話その3

イタリア料理ミロ積翠寺情報:古風なレストランで静かな一時を
「歓送迎会、お祝い、その他もろもろ会、ご予約受付中!!」


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by miro_kiyosato1972 | 2016-09-27 15:14 | メニューよもやま話 | Comments(0)  

La prima Pizza in Italia 続編①

行って来ました!!

ミロ夫婦がイタリア・ローマで最初にPIZZAを

食べたレストラン、“マッセンツィオ アイ フォーリ”へ。

と言っても当家の二男坊がです。


彼はイタリア語と人生の武者修行の為、2015年6月、

スマホ片手に「ローマ7日間一人旅」を決行(?)しました。

彼にとってローマは、8年ぶり4度目です。

以前の旅は幼かったり、修学旅行だったり、と、

詳しいことはほとんど記憶にありません。


しかし彼は、ミロ夫婦から雨のごとくあびせられる

ローマの情報をスマホとネットを駆使して自分のものにし、

やすやすと“マッセンツィオ アイ フォーリ”にたどり着きました。


注文はもちろん、“Pizza Capricciosa”。

それからサン・ペレグリーノ、食後にカッフェ・エスプレッソ。


さすがミロ家の息子、完璧な注文です。

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ピッツァ・カプリッチョーザ

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サン・ペレグリーノ

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カッフェ・エスプレッソ


「かわいい子には旅をさせろ」と申しますが、この一人旅は、

二男坊にとっていろんな点で成長した旅になったようです

(中級イタリア語も上達しましたしネ!!)


天気は超快晴!!

彼はローマの街をひたすら歩き、レストランで中級イタリア語で注文し、

ガッツリ食べ、再び歩くという7日間を過ごしました。

そしてローマ歌劇場でオペラ「トスカ」を鑑賞する

(マリオ役はアキレス・マチャード)という快挙(?)を成し遂げ、

体重5kg減のちょっぴりスリムになった体で

無事帰国しました。

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ローマのパフォーマー、

どうやって、宙に浮いてるのか.....



今回紹介したお店↓
リストランテ ピッツェリーア マッセンツィオ アイ フォーリ
地図





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by miro_kiyosato1972 | 2016-09-11 23:02 | メニューよもやま話 | Comments(0)  

La prima Pizza in Italia.

さて、いよいよイタリアのPIZZAのよもやま話です。


38年前の1976年、秋。

イタリアでの料理修行は、何もかも初めての毎日。

料理の作り方以前に、

まず料理そのものを食べて、味を知る必要がありました。

もちろんPIZZAもです。


イタリアでの記念すべき最初のPIZZAは、ローマ。


フォロ・ロマーノの近く、滞在していたホテルの向かいの

ピッツェリーアで食べました。


夕方からの開店を待ってミロ夫婦が行った時は、

すでにテーブルは、ほとんど埋まっていました。


店内には天井から、にんにくやサラミ、プロシュットが吊り下げられていました。


初めて食べる、本場イタリアのPIZZA。

正直言って今、あまりはっきり覚えていません。


PIZZAが大きかった事と、トマトソースがたっぷりのっていた事、

そして、トマトはとっても甘く、すっぱくて、オリガノの香りがして.....


きっと、おいしかったんだと思います。


そうそう、炭酸入りのミネラルウォーターを飲みました。


PIZZAの詳しい様子は覚えていませんが、

場所ははっきり覚えていましたので、Google Mapで見てみました。


なんと、ありました。


38年前、初めてイタリアのPIZZAを食べたPIZZERIA。

感激!!

きっと同じ店でしょう。


お店のホームページがあったので、のぞいてみて、ビックリ!!


なんと、ステキなレストランになっていました。


当時は「自転車ドロボー」の世界だったのに.....


お店の名前は、「RISTORANTE MASSENZIO AI FORI」

フォロ・ロマーノの通り、「FORI IMPERIAR」と「VIA CVURU」が

T字で交差するやや角、「HOTEL FORM」の入り口わきにあります。


ローマを訪ねる予定がある方、いかがですか?


RISTORANTE MASSENZIO AI FORI:ホームページ

Google Map


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by miro_kiyosato1972 | 2014-09-12 18:34 | メニューよもやま話 | Comments(0)  

メニューよもやま話 ピッツァ①

ピッツァ、大好き!!


ピッツァはスパゲッティと並んで、 イタリア料理を代表する料理です。

以前は、アメリカ経由のピザがほとんどでしたが、

今はイタリア直伝から冷凍品まで多くの種類が見られます。

いずれにしても団塊の世代を中心とした人達には、「青春の味」として、

人生に深く位置づけされています。


ミロでは1982年より、断続的にメニューに登場しています。

特に1985年には、

イタリアでの勉強を基に甲府市内に、ピッツァ専門の支店を開店。

店主大澤が作るピッツァ生地を使い、12種類のピッツァを焼いていました。


その後、本店移転に伴い閉店。


以来、ピッツァは多くのファンの方に惜しまられつつも

ずっと封印されてきましたが、2004年ついに清里のメニューに復活しました。


以来、10年。


PIZZAが大好きな老若男女のお客様に支持され、

高い人気を保ちながら今日に至っています。


ピッツァは不思議な食べ物です。

ある日、ある時、突然、食べたくなるのです。


ミロ家一同も、大好きです!!


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by miro_kiyosato1972 | 2014-04-16 15:38 | メニューよもやま話 | Comments(0)  

メニューよもやま話 スパゲッティ・アマトゥリチャーナ③

先日、イタリア映画“La Vita e bella”

邦名 ライフ・イズ・ビューティフルを観ました。

主人公が恋人と出会い結婚した町が、

なんと、“Buca di San Francesco”のあるアレッツォでした!!


ウ~ン.....


実はこの時、ミロ夫婦は急いでいて、食事がゆっくり出来なかったのです。


アレッツォからバスで近くのトラジメーノ湖まで行き、

湖を横断する定期船に乗り、対岸のアッシジへ行く。

という予定で、バスの時間が迫っていたのです。


慌ただしく食事を済ませましたが、

レストランの誠実な雰囲気と美味しさは深く心に残りました。


この1981年の2度目のイタリア修行の旅は、全日程3ヶ月の長旅。

ローマでの勉強は後半にまわし、気候の良い9~11月へかけて、

イタリア各地の地方料理を訪ねる計画でした。


その一環として、当時日本で多くのイタリア食材を輸入販売していた

M社企画の食材会社視察会へ、参加することにしたのです。

又、それに合わせて同業者のYさんを日本から招いて、一緒に参加し、

そのついでにアレッツォ、アッシジへ足をのばす計画を立てました。


いわば、この時はその為の下見の旅行だったのです。


約一週間後、Yさんと無事合流し、M社の企画に参加。

そして、再び、アレッツォの“Buca di San Francesco”を訪ねました。

カメリエーレから、旧知の友のように迎えられ、

3人でゆっくり食事をしました。

勿論、“Bucatini Amaturiciana”も、じっくり味わいました。


古い石造りの街、アレッツォ。

町の中心にあるドゥオーモが、広場と正面をつなぐ階段。


広場で輪を作って、ダンスをしていた女学生たち。


今もきっと33年前と変わらないゆったっりとした時間が

すぎている事でしょう。


もう一度訪れたいですね。






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by miro_kiyosato1972 | 2014-03-16 14:26 | メニューよもやま話 | Comments(0)  

メニューよもやま話 スパゲッティ・アマトゥリチャーナ②

イタリア中部・トスカーナ南部に、アレッツォという街があります。

ミロ夫婦がアマトゥリチャーナに出会ったのは、
その街の“Buca di San Francesco ブーカ・ディ・サンフランチェスコ
(サンフランチェスコ食堂)。
Bucaはイタリア語で穴という意味ですが地域によっては、
地下食堂、食堂という意味もあります。

このレストランは通りから5段程階段を下った1/4地下にあり、
店内はアーチ型天井の小部屋がいくつも連なっていました。
各々の部屋の壁と天井には、一面にフレスコ画が描かれていて、
天井から下げられたランプのほんのりとした光が、とても印象的なレストランでした。
是非、リンクされている口コミサイトの写真をご覧下さい。

私達が食べたのはスパゲッティではなく、
“ブカティーニ”という穴あき極太パスタで作った“Bucatini all`amatricciana”でした。
やや大きめに切ったパンチェッタと玉ネギの入ったトマトソース(アマトゥリッチャーナ)をからめ、
お皿にこんもり盛られた、ブカティーニ・アマトゥリッチャーナ。

おいしかったです。


食事の後、街でお土産を買いました。
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シィニョリーナの姿をした鈴です。
以来32年、ミロのキッチンでリンリンと鳴っています。
(顔の部分を持つので、お鼻がちょっぴりすり減ってしまいましたが.....)


ちなみに、このレストラン、旅行ガイドブックに掲載されているのを最近見つけました。

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by miro_kiyosato1972 | 2013-12-19 06:00 | メニューよもやま話 | Comments(0)  

メニューよもやま話 スパゲッティ・アマトゥリチャーナ①

Spaghetti all`Amatricciana
本格的な冬となりました。
昨日の清里は最高気温0.6℃、最低気温-8.9℃になり、
ほんのお披露目程度に雪がちらつきました。

今日は15:00頃から本降りの雪となり、多い所で約2mmの積雪です。
16:00現在の気温は、-1.4℃です。
寒いです007.gif
何でこんなところに、ミロ家は住んでいるのでしょうか...。


さてミロの12種類のスパゲッティも季節とともに、入れ替えがありました。
旬のいんげん豆を使った、スパゲッティ・農民風。
来年のいんげんの季節まで、お休みです。

代わりに登場したのは、スパゲッティ・アマトゥリチャーナ
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アマトゥリーチェ風スパゲッティです。
アマトゥリーチェは、ローマがあるラツィオ州の村の名前...。
村の名前が、そのままソースの名前になるなんて、ステキですね...。
ぜひ、インターネットで「アマトリーチェ」と検索してみて下さい♪

トマトソース、玉ネギ、パンチェッタ、チーズを使いスパゲッティはもちろん、
ペンネ、ブカティーニ等乾燥パスタならどれでもOK。
チーズは、ミロではパルミジャーノ・レッジャーノを使いますが、
羊の乳のペコリーノチーズですと、なお一層、個性的な味わいになります。


このスパゲッティ・アマトゥリチャーナ。
日本のスパゲッティの代名詞、「スパゲッティ・ナポリタン」と
似ている、とか、原型だ とかで、ちょっとした人気者になっています。

マンガ家のヤマザキマリさんの “それではさっそく Buonappetito!(ブォーナペティート)
でも紹介されていて、なかなかのものです。

こちらもお勧めです...ぅふふ...。
モーレツ!イタリア家族
イタリア家族 風林火山

昭和40年~50年代にかけて、青春をおくった団塊の世代を中心にした方達にとって、
スパゲッティ・ナポリタンは青春の味そのもの。(少し大げさカナ...)

ぜひ、ミロで味わってみて下さい。

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by miro_kiyosato1972 | 2013-12-13 16:10 | メニューよもやま話 | Comments(0)  

メニューよもやま話 ノルマ風

スパゲッティ・ノルマ風、と作曲家「VINCENZO BELLINI」の関係(?)は前回のお話の通り。


そのベッリーニはシチリア・カターニャの出身です。
カターニャは人口30万人のシチリア島第2の都市ですが、
ここで起こってしまったドタバタ騒動をお話しましょう。



1984年、シチリア研修旅行の折、カターニャへ2泊しました。
市内観光とシラクーザへの日帰り旅行を終え、これから鉄道で島を斜めに突っ切ってシチリアの州都、
パレルモを目指そう!!という朝の事。



出発の朝はあわただしいもの。
忘れ物はないか・・・としっかり確認してホテルをチェックアウト。
そして、タクシーで駅へ。
列車の発車まで駅のバールでカッフェでも、と思った次の瞬間・・・・、、
パッとひらめいた、のではなく、気が付いたのです005.gif





「パスポートをホテルのフロントに忘れた!!」





なんとチェックインの時にパスポートをフロントに預けて、そのままでした008.gif
大急ぎでタクシーに飛び乗り、ホテルへと逆戻り。






「~時発車のパレルモ行きに乗るから急いで!!」


と運転手さんに訴えると、



「よし、きた!!004.gif



とばかりの猛スピードで走り始めました005.gif
しかも、究極の近道、一方通行を逆走して、あっと言う間にホテルの前へ。





タクシーを降りようとするところへ、先ほどにこやかに見送ってくれたフロントマンが走り寄って来て、、



「ああ、スィニョーリ、あなた達のパスポートを持ってボーイが駅へ追いかけました。すぐに戻って!!」



なんと、すれ違い007.gif



再び、大急ぎで駅へ。
そして、駅で待っていたボーイさんから、無事パスポートを受け取る事が出来ました042.gif


「Grazie, Grazie, molto gentile018.gif



運転手さんとボーイさんにお礼を言って、パレルモ行の列車に乗りました。
(お二人にチップをはずんだのは言うまでもありません)








あの時、時間があったからよかったね~~~~~~と、カターニャの思い出は茄子でもベッリーニでもなく、
この朝のドタバタと一方通行逆走のタクシーなのです。




教訓:旅行時は時間に余裕をもって行動すべし




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by miro_kiyosato1972 | 2013-06-26 17:53 | メニューよもやま話 | Comments(0)  

メニューよもやま話 茄子の “シチリア―ナ” その3


余談ですが、その3049.gif
シチリアで“茄子のスパゲッティ”と言えば、別名“ノルマ風”として有名です♪


1976年、1回目のイタリア修行の折、友人のイタリア人シェフに勧められて購入した料理書、

「パスタ と ピッツァ」。

これに、スパゲッティ・ノルマ風、がありました。

スパゲッティと、ナス、トマト、だけ。

シンプルで、しかも材料の調達も簡単そう、というわけで、帰国後すぐにメニューに加えました001.gif

ただし、当時は「米なす」が手に入りませんでしたので、日本のナスで代用。

立て切りにしたナスをオリーヴオイルでソテーし、茹でたてのスパゲッティの上に乗せ、

にんにく風味のトマトソースをかける。


このシンプルなメニューは、たちまち大人気となりました003.gif
今思えば、日本のナスを使った事で親しみやすく、食べやすかったのが、
人気の秘密だったのかもしれません。怪我の功名とはこの事でしょうか。


そして、甲府から清里へ移転した1994年、夏。

この年は、ナスの大豊作の年でした!

知り合いの手土産は、みーんな、ナス、ナス、ナス、ナス。。。。

キッチンでは、ノルマ風のナスを焼くのに大忙し042.gif

後にも先にも、あんなにナスを焼いた事はありません!

19年前のまだちょっぴり若かったミロ夫婦にとって、ノルマ風は郷愁を誘う、メニューなのです。



最後にネットで探してみましたら、イタリアの料理雑誌の翻訳サイトから、面白い記事があったので、リンク072.gif

ノルマ風スパゲッティの名付け親


味はもちろんですが、このパスタをここまで有名にしたのは、何と言ってもその名前。

「ノルマ風」。

ベッリーニのオペラ「ノルマ」にちなんだ名前だということは、ご存知の通り。
そして、ベッリーニがカターニア出身の大作曲家だということも有名。
同郷の大作曲家が誇らしくて仕方がないカターニア人は、素晴らしくて完璧なことを評して「これはノルマだ!」と言う習慣があった訳ですね。
そして揚げたなすとトマトソースのパスタを食べた誰かが、「これはノルマだ!」と言ったのがきっかけで、この料理はノルマ風パスタと呼ばれるようになったのでした。



 これ本当かどうかは、詳しくは知りません037.gif
 さらに・・・


でも、唯一あまり知られていないのが、このパスタを最初に「ノルマだ!」と呼んだ人のこと。
たいていの都市伝説はそこらへんは曖昧なままですが、実はノルマ風パスタに関しては、誰が最初にこう呼んだか、ちゃんと知られているんですねえ。
ただあくまでも通説であって、決して本当と証明されている訳ではありません。

シチリア料理研究の大御所、ピーノ・コッレンティ氏によると、その人物はカターニア出身の有名映画監督で喜劇作家のニーノ・マルトーリオ(1870-1921)。

イタリア映画史に名を残すほど有名な人だったようですねえ。
つまり、この人もまた、カターニア人が大いに自慢に思っている人です。

そんな彼が、友人の家でこのパスタをふるまわれて、
「シニョーラ、これはまさにノルマですよ!!」と言ったのが、ノルマ風パスタの由来なんだとか。



最後のこれはちょっと嘘っぽいですが、まぁそういう事にしときましょー。

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梅雨が明けるとナスが美味しい、夏058.gif
ノルマ風、Molto buonoですよー♪





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by miro_kiyosato1972 | 2013-06-15 12:00 | メニューよもやま話 | Comments(1)  

メニューよもやま話 茄子の “シチリア―ナ” その2



茄子とトマトソースに出会ったのは、やはり1984年、シチリア島研修旅行の折。

シチリア州都、パレルモの街のトラットリアです。

研修旅行と言っても、シチリアについての予備知識はほとんどゼロに等しい二人。

滞在先のホテルのフロントに勧められるまま、市内観光のツアーに申し込みました。



翌朝、ホテルに迎えに来たのは、デラックスな大型観光バス。

運転手とガイドさん、乗客はミロ夫婦二人のみ・・・005.gif

バス最後尾の広~いシートに陣取り、はるか最前列のガイドさんの案内をBGMにしつつ、

(内容は99.9%理解できませんでしたが・・・)、市内の主だった名所をまわりました♪

ギリシャやイスラム文化の影響を色濃く残す遺跡はもちろん、バス目線から眺める街並みも、

今まで慣れ親しんできたイタリアの街とは、ずいぶん違うものでした。



午前中のツアーを終えて、ガイドさんのおススメのトラットリアへ。

そこで、プリモピアットに食べたのが、スパゲッティ・茄子とトマトソース、と、スパゲッティ・ボッタルガ。

地中海の海の幸と、黄金の盆地の山の幸。

食べ物は、その土地の実力がつまっています。



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このシチリアで出会った、スパゲッティ・茄子とトマトソース。

その味の実力に敬意を表し、スパゲッティ・シチリア風072.gif

と、名づけました。



 続



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by miro_kiyosato1972 | 2013-06-14 11:30 | メニューよもやま話 | Comments(0)