<   2010年 12月 ( 25 )   > この月の画像一覧

 

誕生日、おめでとう!!

今日、12月31日はミロの祝日。

当店の長男の誕生日です。

この年の瀬の忙しい日に、生まれてきて24年。

当時ミロは、甲府市内で「ミラ」と言う名のピッツァ専門店も営業していました。

店は人口が多い地区にあったので、年末年始に稼いで、ゆっくり産休しようと
ピッツァの生地をバッチリ仕込んだ30日の深夜、突然の破水!!

そんなぁ..... 予定日は1月12日なのに..... まだ早い!!

でも、「生まれます」とお腹の中で主張しているのだから、防ぎようがありません。

急いで病院へ!!

しかし、すぐにも生まれそうな雰囲気の中
長男はどうした事か、ナリを潜めてしまったのです。

そして、5時間後の31日の午前7時40分、母子の健康を安ずるドクターによって
胎内から吸引器で無事この世へ送り出されたのではなく、引っ張り出されたのです(笑)

五体満足の3,000gの男の子です。

思うに、この生まれてきた状態が
その人間の性格に大きく関与しているのではないでしょうか。

ミロ家の2人の息子を見ていると、そう思います。

もう24歳..... まだ24歳。

自分が納得する妥協しない人生を、歩んでほしいと思います。

誕生日、おめでとう!!001.gif


↓一日一回ポチッとお願いします040.gif
人気ブログランキングへ

Miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-31 15:40 | 3545日記 | Comments(0)  

回顧録Numero37. 旅の終わりの出会い

2010年も今日が最後。

回顧録も日本へ帰ります。

さて、ローマでの追加の1週間も終わり、私達の修業の旅も残すところ10日余。

レストラン・カリフォルニアのウンベルトさんは
「ヨジは、1週間したら戻ってくるよ」と冗談を言って、別れの寂しさを紛らしてくれました。

本当に、そう出来たら、どんなに幸福でしょう!!

ローマにずっと居られたら.....

でも、帰らなければなりません。

再び、ローマの地に立つ事を2人で誓い合い
フィウミチーノ空港からミラノ目指して、飛び立ちました。

そして、そのミラノの空港で私達は
修業の旅の終わりに相応しい超不思議な出会いを経験したのです。

ミラノの滞在は2泊3日。

ちょっとした用事の為に立ち寄ったので
何の予備知識も、ホテルの予約も無しに、空港へ降り立ちました。

まずはホテルの確保を、とインフォメーションセンターを目指して到着ロビーで
ウロウロしていると、1人の日本人紳士が声をかけてきました。

「西村ですが、日本からいらっしゃった田中様ですか?」

その声の主を見て、ビックリ!!

㈱文流の社長の西村さんです。

そもそもあの 回顧録 Numero 2. ~道はローマへ~ で書いた
東京での料理講習会を企画したのは、この文流の社長の西村さんなのです。

講習会にもいらっしゃっていたので、私は顔を見知っていたのです。

「いいえ、私は大澤と申します。西村さんは、文流の西村さんですか?」

私は、あまりの奇遇さに本当にビックリしてしまって、西村さんにこう尋ねました。

旅のきっかけを作った人に、旅の終わりに出会ったのですから.....!!

西村さんは、日本からのお客様御夫妻を出迎えにいらっしゃっていて
たまたま目に付いた(笑)日本人夫婦の私達に、声を掛けたとの事。

私達も事情を話し、西村さんにホテルを紹介してもらいました。

どちらかが、ほんの少しタイミングをずらしていたら、この出会いは無かった事でしょう。

西村さんに始まり、西村さんで終わった私達の第1回目の勉強の旅。

この後、スウェーデン人の友人に会う為ストックホルムに1週間滞在し、アンカレッジ経由で
羽田へ戻った時には、懐には帰りの交通費(¥10000~20000)しか残っていませんでした。

羽田空港へ降り立った時、懐かしいはずの日本の風景が、そこにありました。

しかし、何かが違う!!

何かが、物足りない!! と感じた瞬間から、ミロ夫婦の2回目の料理修業の旅が始まったのです。






2010年5月より何とか書き進めてきました、イタリア料理修業回顧録。
お読み頂き、有難うございました040.gif
やっと、1回目の旅が終わりました。
しかし、終わりは始まりです。
甲府へ帰った後の5年間、山あり谷あり絶壁ありの日々を送り
1981年、やっと2回目の勉強の旅にこぎつけました。
2011年1月より、ローマへ出発、いいえ戻ります。


↓一日一回ポチッとお願いします040.gif
人気ブログランキングへ

Miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-31 15:13 | イタリア修業回顧録 | Comments(0)  

積雪


今朝は気温が-9°でした005.gif
日中は快晴(風は冷たいけど)でしたが、
17時くらいに八ヶ岳の辺りから空が黒い雲でどんよりと覆われ。
19時くらいからまた雪が降ってきました018.gif

ちょっと水っぽい雪。

たくさん降りすぎても困るけど、やっぱり雪が降らないとなんとなく冬っぽく感じない。
今もしんしんと降り続いています。

明日の朝が楽しみ043.gif


↓↓一日一回ポチッとお願いします040.gif
人気ブログランキングへ

Miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-28 23:39 | 3545日記 | Comments(0)  

クリスマスプレゼント ②

25日の朝Chicorissimoさんから届いたパンドーロは、その日の内に完食となりました。
御馳走様でしたぁ003.gif


ところでパンドーロと言えば思い出す事が.....

それは、1997年と2000年の息子2人を連れて行った家族旅行での事。
1997年の秋、息子(5才、10才)2人を連れて、13年ぶりにイタリアを訪れました。
一通り旧交を温めた後は、レンタカーで修業時代に未踏だったアドリア海側の
南イタリアを走破しました。

レンタカーは、ナポリでゴールイン。

フェリーでカプリ島に渡りましたが、その頃から5才の二男の様子が.....
ちょっとゼーゼーしてるかなと思い、一日ホテルの部屋で休ませました。

次の日、元気になったので安心してナポリに戻り、ユーロスターでローマへ。
大人でさえ疲れたのですから、5才の身には、相当ハードだったのでしょう。
考えて見れば、かわいそうな事をしました。

その夜、ローマのホテルで再びゼーゼーが始まってしまいました。

カプリ島での事もあり、心配になってフロントへ連絡すると
すぐに近くの病院に診察を依頼し、救急車を呼んでくれました。

救急車には女性の隊員も乗車していて、とても安心しました。

そして、到着した病院で診察を受けた後
「不安なら、入院してもいいですよ」とドクターのの優しい一言。
次男は、2泊3日の入院中ただひたすら、眠っていました。

その時、ローマ在住の友人、A子さんがお見舞いと言って
細長く切り分けたパンドーロを届けてくれました。

疲れと不安と心配で次男以上にマイっていた私は、初めて食べるパンドーロの
ふんわりした柔らかさと甘さで、元気を取り戻したのです。


d0166621_19553261.jpg



そして、2000年の旅行での事。

無事すべての日程を終え正に12月24日のクリスマスイヴにローマを出発した私達は
乗り換えの為、ミラノの空港で2時間ほど飛行機の到着を待っていました。

その時見つけたのは、免税店にうず高く積まれたパンドーロの山!!

残りのリラを使うつもりで買ったパンドーロですが
その後成田から甲府までの帰路、思わぬ役に立ったのです。

新宿から甲府に向かう電車の中で、4人共お腹が空いて空いてどうしようもなくなり
あのミラノから、たずさえて来たパンドーロをあっという間に食べてしまいました。

満腹感と甘さで、すっかり満足した4人はその後、終点の甲府まで爆睡したのでした。

Chicorissimoさんから頂いたパンドーロで、10年以上前の事を思い出しました。

食べ物の力はスゴイです。
ミロのイタリア料理を食べて、色々な事を思い出して頂けたら、良いですね。




↓一日一回ポチッとお願いします040.gif
人気ブログランキングへ

Miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-27 19:45 | 3545日記 | Comments(0)  

クリスマスプレゼント“パンドーロ”

昨日25日は一昨日から降っていた雪のおかげで、ホワイトクリスマスになりました003.gif
でも明け方は-6~8°くらい、夜は-10°まで冷え込み、冷たい風のありとても寒かったです007.gif


そんな25日のクリスマスの朝、トナカイのそりに乗ったサンタ…(古い?w)ではなく、いつもの
宅急便の集配員が届けてくれたのは“パンドーロ”

d0166621_20312832.jpg


d0166621_20315218.jpg



送り主は10年以上のお付き合いになる自転車乗り、Chicorissimoさん。
思いもよらぬプレゼントに皆大喜び053.gif有難うございます、御馳走様です!!

と、早速朝食後のデザートに頂く事にしました。
包を開ける前からヴァニラパウダーの良い香り…。
それよりなにより箱にまかれた荷造りヒモを束ねたこの「Sigillo」!!

d0166621_2037628.jpg


d0166621_20344565.jpg


懐かしい!!よっ!!まだ御健在で!?(笑)と、思わず言いたくなるクセ者。
荷造りの封印の役目をするこの「シジッロ」をめぐり、イタリア各地の郵便局で幾度となく
攻防を繰り返しました。コレがついてないと絶対荷物を受け入れてくれないのです。

EU統合となった今日でも使われているのでしょうか?
あの効率の悪そうな郵便局は今もそうなんでしょうか?(笑)

最後にイタリアへ行ってから既に10年が経ちました。
先立つモノの都合で次なる予定は当分ありませんが、
「シジッロ」1コであっと言う間にイタリア気分です072.gif

あとはGoogle earthでも見ますかね(笑)

↓↓一日一回ポチッとお願いします040.gif
人気ブログランキングへ

Miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-26 20:38 | 3545日記 | Comments(0)  

ローマの代表的なブランデー 「ヴェッキア・ロマーニャ」

久しぶりのヴェッキア・ロマーニャです。

d0166621_22591113.jpg

ミニチュア瓶は、ローマのホテルの冷蔵庫にありました。

d0166621_22594064.jpg


「食後酒でもいかがですか?」

常連のお客様に、食後にサービスする食後酒。

最近は、ずっとグラッパの役目でした。

今日、久しぶりにヴェッキア・ロマーニャを購入。

これからの乾燥する季節。

喉が何となくイガイガしたり、咳が止まらなくなった時に
効き目があります(と思っています)。


インターネットで購入する事が出来ます↓
Vecchia Romagna Etichetta Nera 700ml 38%


↓こちらは、ミロでお出ししているグラッパです
Nardini Aquavite Riserva 1L 50%



↓一日一回ポチッとお願いします040.gif
人気ブログランキングへ


Miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-21 23:24 | 3545日記 | Comments(0)  

アンティパストの薦め

“アンティパスト”、「前菜」はイタリア料理の中で、スープやパスタの前に食べる料理です。

肉や魚、卵・野菜等、豊富な材料を使った、やや自己主張の強い料理が多いのが特徴です。
一番代表的なのが、パルマの生ハムプロシュットをスライスした“プロシュット・クルード・ディ・パルマ”です。サラミやメロン、いちじく等と組み合わせて食べます。

海の近くでしたら“アンテイパスティ・ディ・フルッテ・ディ・マーレ”、「海の幸の前菜」、
いろいろ組み合わせるならば“アンテイパスティ・アッソルティーティ”、「前菜の取り合わせ」です。

アンティパストは不思議な力を持っています。
例えばパスタだけの簡単な食事でも、アンティパストをちょっと食べるだけでパスタの味がぐんと引き立ち、食後の満足感が一段と増します。

ミロではブロックからスライスするプロシュット・ディ・パルマ、様々な前菜が楽しめる前菜の取り合わせをお出ししています。

他、年末年始限定で、
メニューから遠のいていました、魚介類をエキストラ・ヴァージン・オリーヴオイルでマリネした、“海の幸のマリネ”を期間限定で復活させています!

御来店の際、是非御賞味ください!!


d0166621_0383247.jpg

「海の幸のマリネ」


↓↓一日一回ポチッとお願いします040.gif
人気ブログランキングへ

Miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-21 00:43 | メニュー情報 | Comments(0)  

発送完了

本日、御注文がありましたパスタソースを明日着の予定で発送003.gif
昨晩箱の準備をして、今日午前中にソース準備、無事発送いたしました072.gif


箱を準備中。

d0166621_21375523.jpg



箱詰め前のソース。

d0166621_21393088.jpg



ご注文下さいましたE様、どうも有難うございました043.gif



写真でもわかるように、ミロの宅配パスタソースは冷凍では無く冷蔵便。

お店用に仕込んでいるパスタソースと同じものをそっくりそのまま宅配072.gif

品質の問題上届いてから2・3日(モノによっては冷蔵保存で1週間、又冷凍保存ならそれ以上)が限度ですが、自宅ではパスタを茹でて届いたソースを温めてあえるだけの手軽さ003.gif

配達の日時指定可能ですので、何かイベントの時、
ミロの味を楽しみたいけど遠方で中々お店に行けない…など(笑)
お客さまのご都合に合わせてご利用頂ければと思います006.gif



↓↓一日一回ポチッとお願いします040.gif
人気ブログランキングへ

Miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-19 21:56 | 3545日記 | Comments(0)  

回顧録 Numero 36.記念品

1週間で、ローマに戻ったミロ夫婦。

レストランカリフォルニアの仲間達は、驚くやら、あきれるやら.....

でも、ローマへ戻った理由を話すと“ ウン、ウン ”と納得顔(笑)
「ヨジとヒロコは、ローマが大好きだから1週間で戻って来たよ!!」と言う話は、あっという間に広がり嬉しいやら、恥ずかしいやら.....

でも、ボ~ッとしていられません、朝7:00~お昼までほんのわずかな日数でも、カリフォルニアで勉強勉強!!
そして午後は、ローマの街を思い切り歩き、しっかり記憶にとどめてる様見たり、聞いたり、食べたり。次はいつ来られるのか、分かりませんから!!

そんな必死の思い出作りのある日、トレビの泉の近くで見つけた日本文字の「カ メ オ」の看板。

ドアを開け中に入ると、日本人のオーナーと店員さんが出迎えてくれました。
バックやスカーフ等、様々なイタリア製品があり日本人観光客の為のお土産屋さんでした。
何かローマの記念品を、と考えていた私達は、看板にあったカメオを2,3個見せて頂き中で一品を買いました。

他の2品は作者の調刻印がほってありましたが、私達が選んだカメオには何もありません。
店のオーナーいわく、「このカメオの作者は有名なだけど、わざわざサインを彫らなくても作品を見れば自分の作品と解るからサインは要らないと言ってサインを彫らないんですよ。」

その時その作者の名前を聞きましたが忘れてしまいました。
でもカメオはとても素晴らしい出来栄えです。
買う人間がそう思っているのですからこれ程良い事はありません。
値段ももう忘れましたが3品の中で1番高価でした。

以来34年、このカメオは妻の宝物になり、事ある毎に妻の胸元を飾っています。

d0166621_21215510.jpg

人物が二人彫ってあるカメオは、珍しいそうです。


↓↓一日一回ポチッとお願いします040.gif
人気ブログランキングへ

Miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-19 20:43 | イタリア修業回顧録 | Comments(0)  

回顧録 Numero 35 イカ墨との出会い。

 神父様の実家は、一つの大きな館でした。

 門を入ると玄関までの通路の両側がちょっとした庭になっていて
 水ばかりのヴェネツィアにいて、ホッとした気持ちになりました。

 建物は非常に古く、神父様に聞いたところによると
 歴史的に価値のある建物だそうです。

 ヴェネツィア全体に言える事ですが、建物の修理や改築には市当局の許可が必要で
 それがなかなか下りないそうです。

 特に外観に関する修理には、とても厳しい規制があるそうです。

 観光客として、外から訪れる人は、表側の良い部分だけを見て帰りますが
 そこに暮らす人達は、その文化を守り続けていく為に、大きな労力をしているのですね.....

 様々な不便や我慢を強いられても、ヴェネツィアという世界でもまれに観るこの街を
 維持しているのは、かつての“ヴェネツィア共和国”の子孫の誇りなのだろうと思いました。

 神父様の実家を訪ね、ヴェネツィアに対する昨夜の暗いイメージが
 変わっていくのが分かりました。

 しかし、肝心の料理の勉強先については、先方の都合により
 残念ながら実現しませんでした。

 私達は、計画を「ヴェネツィアを知ろうの旅」に切り替え
 残り5日間、ヴェネツィアの迷路を歩きに歩いたのです。

 そんなヴェネツィアの徒歩旅行の中で、出会ったのが
 “ スパゲッティ・コル・ネロ・ディ・セッピエ ” 「スパゲッティ・イカ墨ソース」。

 今現在、ミロで作っているイカ墨ソースのように「真っ黒」ではなく
 ほんのりスミ色に染まった、上品なイカ墨ソースでした。

 この頃、日本ではまだまだイカ墨のソースは認知されていませんでした。

 バブルの頃になると、「イカ墨のスパゲッティ」を求めるお客様が増え
 1987年頃、ミロのメニューに登場するようになりました。

 こうして、5日間はあっという間に過ぎ、私たちは勝手ながら
 ヴェネツィアを大好きになって、元来た道を、ローマへ戻ったのです。


 
 一日ポチッとお願いします040.gif
 人気ブログランキングへ

 miro.
[PR]

by miro_kiyosato1972 | 2010-12-19 00:34 | イタリア修業回顧録 | Comments(0)